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高橋(Takahashi) PI

微生物創生プロジェクト

研究プロジェクト

我々はコンピュータ解析によって、次世代シーケンサーを含む様々な生物実験で得られる大量データからの新規生物学的知見の創出、並びに、数理モデルアプローチによる生命現象の解明に取り組んでいます。大量データによる生命の「構成要素の理解」、数理モデルによる「挙動の理解」という二つのコンセプトの下、病原真菌を含む微生物を対象に細胞機能の分子レベルでの理解を目指しています。

  1. 病原真菌Aspergillus fumigatusのオミックス解析
  2. 病原真菌であるアスペルギルス属真菌A. fumigatusを対象に、ゲノム配列・遺伝子発現の両側面からアプローチすることで環境ストレス応答を支える分子基盤を解明する。

  3. 大腸菌における金属恒常性維持機構の数理モデルアプローチによる解明
  4. 大腸菌の亜鉛代謝機構を対象に、微分方程式による数理モデルでシステムを記述し、高精度のシミュレーションを実現する。

  5. 放線菌の全ゲノム解析
  6. 約80株に及ぶ放線菌ノカルジア属の全ゲノム情報を用いて、新規有用化合物の産生能を予測する。

lab

プロジェクトメンバー

                    
高橋 弘喜 准教授
柴田 紗帆 特任助教
内田 百岳 特任助教
全 真知子 技術補佐員
白井 江美 技術補佐員

主な業績

  1. Nakamura, Y., Takahashi, H., et al., Sci Transl Med., 12(551):eaay4068, 2020.
  2. Kusuya, Y., et al., Curr Genet., 63(4):777-789, 2017.
  3. Takahashi, H., et al., BMC Genomics, 18(1):942, 2017.
  4. Imashimizu, M., Afek, A., Takahashi, H. et al., Proc Natl Acad Sci U S A., 113(47):E7409-E7417, 2016.
  5. Imashimizu, M., Takahashi, H. et al., Genome Biol., 16(1):98, 2015.
  6. Takahashi, H. et al., J R Soc Interface., 12(106), 2015.
  7. Hagiwara, D., Takahashi, H. et al., J Clin Microbiol., 52(12):4202-9, 2014.
  8. 高橋弘喜 数理モデルに触れてみよう(バイオミディア)

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